物件を賢くえらぶためのお役立ちガイド

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第5章 契約前の重要ポイント

賃貸の初期費用を抑えるテクニック

賃貸の初期費用を抑えるテクニック

賃貸借契約時に支払う初期費用には、主に礼金、敷金、家賃、仲介手数料、保険料などのリストがあがります。
契約の際にこれら初期費用を少しでも安く抑えられると、新生活をはじめる上では大いに助かりますね。そこでこの初期費用を少しでも安く抑えるための方法と、初期費用の中でも「交渉できるもの」と「交渉を控えた方がいいもの」に分けてわかりやすく解説していきたいと思います。

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交渉してみるのはやはり礼金から!

礼金ダウンをターゲットにした一例

初期費用を安く抑える際に、方法として「賃料」「礼金」は比較的値切りやすいと思います。
その中でも特に「礼金」は一番に交渉するべきでしょう。
礼金は退去時に返還される保証金などと違って、大家さんへのお礼として支払う費用になります。
退去時に礼金を支払っていないからという理由でトラブルになるというリスクもないので、
そのため大家さんも抵抗は少ないです。費用も、入居時の最初にかかるだけなので比較的交渉もしやすいでしょう。


礼金を賃料に置いて考えると、以外にお得間が大きい事に気づきます。例えば、賃料が8万円で、礼金1ヶ月分(8万円)を値引いてもらったとします。その物件に2年住むことにすると、家賃にかかる総額は184万円。家賃に換算すると、月々3,000円以上も家賃を値引きしてもらったのと同じにことなるのです。
でも、実際に家賃をそれだけ値引きしてもらうのは至難の業。
そこで初期費用を安くするためには、まずは礼金をターゲットにするのが一番オススメというわけです!


ただ注意しないといけない点は、礼金ダウンの一例として、築10年を超える物件でも礼金が2ヶ月分下がるといことは非常にまれ。交渉を行う際、トラブルにならない程度での要望を心がけましょう。

値切らない方が得策なリストはコレ!

敷金、仲介手数料の交渉は注意が必要

初期費用の中でも、交渉するのはあまり得策ではないリストを上げると「敷金」「仲介手数料」になります。


敷金
敷金は大家さんの保険みたいなものなので、退去する時の原状回復のための担保でもあるたるものです。
退去時のトラブルや、大家さんとの今後の関係性も考えると敷金は値切らない方が得策でしょう。
もし、敷金ゼロで入居した場合は、退去時に原状回復費として請求される可能性があるので注意が必要です。
そのため敷金の交渉は控えた方が賢明だと思われます。


仲介手数料
不動産会社の収入源になる仲介手数料を値切るのも控えた方がいいでしょう。
通常、大家さんとの交渉は不動産会社を通じて「家賃」「敷金」「礼金」の値引き交渉を行います。
この交渉が上手くいくかどうかも仲介で大家さんと交渉する不動産会社の担当者の腕次第という事になります。
この仲介手数料は初期費用のうち唯一不動産会社に入ってくる収入源となります。この仲介手数料を値切ったる事によって、
仕事を疎かにされたりする可能性もゼロではありません。仲介手数料を無理に値切る事なく気持ちよく支払って、
大家さんとの交渉を上手く進めてもらうためにも不動産会社は味方につけておいた方が何かと得策です。
もし物件の交渉が折り合わなかったとしても、近い条件の物件を次に紹介してくれる可能性は高まります。不動産会社を味方につけて交渉に挑むのも、初期費用を抑える有効な手段手段の一つだと思います。

初期費用ダウンのまとめ

上記の内容に注意しながら初期費用の交渉に挑むようにしましょう。
交渉するべきリストは一番に「礼金」、関係がこじれるリスクのある「敷金」「仲介手数料」は控えた方が無難となります。
賃貸の契約は今回ご紹介した事以外にも、注意深くチェックしないといけない点は多々あります。
契約前にしっかりと調べて、素敵な物件を見つけてください。

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物件を賢く選ぶためのお役立ちガイド

第1章
おさえておきたい基本データ

第2章
物件情報の賢い集め方

第3章
問い合わせのマナーとルール

第4章
内覧の仕方・業者の見分け方

第5章
契約前の重要ポイント

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