物件を賢くえらぶためのお役立ちガイド
http://www.horidashi-bukken.com
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第5章 契約前の重要ポイント
引越しする場合は、敷金・礼金や日常の家具の購入等を含め大きな出費です。
更に引越し業者に支払う料金も発生します。多数ある引越し業者があり、
業者により様々なサービスを実施しており、時期や曜日等により割安になったりもするので、それらを比較し、上手に引越し業者を選ぶ事がポイントになります。
引越し費用を抑えるさまざまな選び方について詳しく解説していきます。
引越しの料金は規模や条件など、荷物の質についてそれぞれ異なります。
基本的な内訳として
運賃料金+実費+オプションサービス(附帯サービス)に分かれています。
複数の業者に見積もりをとった場合でも、基本的なこの3つで分類されています。
業者によって見積もり金額が違っている場合は、この項目事に比較すると、
なぜ金額の違いがあるのかが明らかになりるのでチェックして下さい。
それぞれを簡単に説明していくとこのようになります。
1.基準運賃
時間性と距離性の2種類に分かれます。実際に荷物を運んだ時間、または距離で定められています。
・時間性
4時間と8時間制に分けられます。荷物を運ぶ距離が100Km以内の場合に適用される料金です。
・距離性
1車1回の運送毎…荷物を運ぶ距離が100kmを超える場合には追加料金も発生します。
軽貨物業者は1車1回の運送毎…荷物を運ぶ距離が30Kmを超える場合追加料金が発生します。
2.実費
・人件費
荷物の搬入や搬出で荷造りする人の人件費になります。
作業時間は一般的に8時間以内の作業でれば、1人あたり12,000円~15,000円程度が目安です。
・梱包資材料
荷物を梱包するためのダンボール箱、ガムテープ、布団袋などの料金を指します。
すべて業者から購入すると2DKの場合は35,000円~45,000円ほど費用がかかってしまいます。
ダンボール等は自分で用意していた場合は料金がかからないので、事前に安い物をそろえておいた方がお得です。
・その他
有料道路、フェリー船などを利用した場合や、搬入出の際にレッカー車、リフト車を利用した場合は特別に料金がかかります。
3.オプションサービス
クーラーの取り付け、ピアノの輸送、冷暖房気、アンテナの取り付けなどにかかる料金になります。
引越しの日程に余裕がある場合は、まず価格を抑えるために繁忙期は避けるべきです。
引越し業界の繁忙期は3月下旬から4月上旬にかけてがもっともピークで、この時期は閑散期の2倍位の料金に跳ね上がります。
もし時期が選べるようならばこの時期はできるだけ避けた方が無難です。年末や年始も同様に金額は上がります。
この時期は、業界でももっとも売り上げが見込めるシーズンで業者の見積もりも強気です。
このピーク時を避ける事によって引越しの金額は下がるので、この時期を避けて選ぶのが費用を安く抑える手段の一つでしょう。
そして平日であれば更に費用が割安になります。
引越しは土曜日をピークに、祝日と日曜日に依頼が集中するので料金も曜日次第でかなり変わってきます。
午後便やフリー便(おまかせ)などは、引越し業者側の都合に時間を任せる事が出来れば、開始時間が確実でない場合や、夜間までかかっても大丈夫なら更に格安になる場合もあります。
インターネットの検索で「引越し料金 見積もり 一括」で複数の業者に一括で見積もりを請求できるサイトが沢山ヒットします。
その一括見積もりサービスに引越しの依頼をすると複数の業者から、メールや電話で返事がくるので簡単な見積もりをそれぞれの業者に出してもらいましょう。
その中から業者を2~3社選んでそれぞれの担当者を同じ日の近い時間帯に同時に呼ぶようにしましょう。
大体30分程度時間をずらして、各社の担当者がすれ違う位のタイミングがベストです。
それぞれの業者の提示する見積もりは、大体同程度位の可能性が高いので、ある程度経験のある営業マンであればすれ違った際どこの業者がどれくらいの値段でやるのかある程度把握しているはずです。お互いの競り合えるギリギリまで値引き合戦を繰り広げてくれる可能性があるのでぜひトライしてみて下さい!
営業マンが訪れる時間がバラバラだった場合は、1社目の見積もりを2社、3社目に伝えてみましょう。他社の見積もり額を伝える事できっと値引き交渉にも応じてくれるはずです。
選ぶ際は即決で決めずにじっくりと価格を比較して選ぶのが費用を安く抑えるコツです。