敷金・礼金0円の賃貸は借りても大丈夫？｜物件を賢く選ぶためのお役立ちガイド｜賃貸マンション・賃貸アパート探し【掘り出し物件.com】

第2章物件情報の賢い集め方

敷金・礼金0円の賃貸は借りても大丈夫？

敷金・礼金0円物件は、入居時の初期費用を安く出来るというメリットがあり、若者を中心に人気上昇中です。
勿論、初期費用が安く済むという事は魅力的ですが、0円にするには、それなりに理由があります。

家主側も0円にする事により生じるリスクを回避できるような仕組みを作っています。それらをしっかりと事前に確認する事が重要で、退去時等に痛い目を見ないよう十分注意しましょう。

敷金と礼金の違いとは

敷金、礼金についての説明

【敷金について】
敷金とは賃貸物件を借りる場合に家主に対して保証的な金銭のことです。家賃の滞納や賃貸物件を
入居者の過失によって破損した場合の修繕費などの事です。
必要分を差し引かれた後、返金されます。
通常敷金の相場は賃料の２～３ヶ月分になります。

【礼金について】
礼金とは、賃貸借契約の際に賃借人が賃貸人に支払う一回払いのお礼の意味合いのある金額です。
礼金は敷金と異なり原則、返金はありません。
通常礼金の相場は賃料の１～２ヶ月分になります。

礼金0円は安心、敷金0円は危険？

敷金0円は退去の際トラブルになる事も？

礼金はお礼の為の金額でですので、礼金0円は入居者側にデメリットはありません。
逆の敷金0円は保証金のような金額ですので、なんらかの代わりの料金を支払うようになります。

家賃の滞納や退去時の現状回復などの修理費用が必要な場合、敷金から充当して残ったお金が返還されます。
敷金0円の物件は家主に預ける敷金がないので退去時にクリーニング代や現状回復費用が別途請求される事が一般的です。

事前の確認をしっかりとしなかった事のより、退去時にトラブルになるケースが増加しています。
敷金の事をしっかりと知っていれば、退去時のトラブルになることを防ぐ事ができますので理解しておきましょう。

敷金ゼロ物件のカラクリ

敷金・礼金0円の物件は家賃を相場より高めに設定している場合があります。
一見すると、借りる側には非常にありがたいのですが、0円物件にはそれなりの理由があります。
通常、敷金として前家賃を収める分が、毎月に支払う家賃に含まれている場合もあり、通常の家賃相場より高くなってくいるケースも存在します。
また、敷金・礼金を0円にしないと、借り手がつかないような問題のある物件の可能性もあります。

契約条項をしっかりとチェックした上での契約が必須となります。

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