物件を賢くえらぶためのお役立ちガイド
http://www.horidashi-bukken.com
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第4章 内覧の仕方・業者の見分け方
賃貸物件の内覧時には、是非とも自分の目でチェックしておきたい事はあります。
日当たりの良好さや収納スペースの広さ、水まわりなどなど。
お部屋の間取り図だけではわからない事が沢山あるので、新生活をはじめる前にチェックはしておきたいものです。
そこで今回は、お部屋の内覧の際におさえておきたい項目と、持っていくと便利なアイテムをご紹介します。
入居前に必ずお部屋はすみずみまでチェックしておきましょう。
内覧時にはクロスの継ぎ目やカビの痕跡・コンセントや電話線の位置・水回りの汚れや老朽化の確認・システムキッチンの老朽化の確認・電圧のチェックを行いましょう。
1.クロス、畳
賃貸物件では、クロスや畳などは一見キレイに見えるお部屋でも張り替えられている事が多いのでチェックが必要です。
新しいクロスを張って汚れを隠している場合があります。
普通の汚れならいいのですが、カビを隠している場合は大変です。
2.コンセント
コンセントの位置や電話線の位置の確認もしておきましょう。
キッチン周りなどにもコンセントがない場合、冷蔵庫がおけないなど不便になりかねません。
使いにくい点がある場合などは、あらかじめチェックしておきましょう。
3.水まわり
水周りやキッチンなどは特に汚れが付きやすい箇所です。
浴槽などは狭さがストレスになる人も多いので必ずチェックしておきましょう。
4.水圧
実際にシャワーをひねって、水圧のチェックや排水のつまりがないかも確認しておきましょう。
5.電圧
最新の電子レンジなどは電圧によって使えない場合もあるので、電圧のチェックもしておきましょう。
お部屋探しの内覧時には間取り図は必ず持参し室内のチェックを行いましょう。
1.筆記用具
その時気になった事や、後で確認しなければいけない事などはメモをしておく必要があるので持参しましょう。
2.メジャー
実際にメジャーで測定して、本当に広さが正しいかどうかも確認しておく必要があります。
3.間取り図
間取り図では6畳と書かれていても、実際には大きさが違う事もあります。大きな家具などは入りきれない場合がありますので、
内覧時にメジャーでしっかりと図って、間取り図と照らし合わせてチェックしておきましょう。
4.コンパス
内覧する時に、天候が悪い場合などは太陽の位置がわからない事もあるので、持っていくと日が当たる位置が把握できるので便利です。
5.ビー玉
実際に床にビー玉を床に置いてみて転がるかどうかをチェックしておきましょう。万が一傾きがある場合は大変です。
6.カメラ
汚れている場所や、気になった所は携帯のカメラ機能を使って撮影しておきましょう。
内覧時には希望している部屋ばかりが気になるものですが、設備や共用部分も重要なチェックポイントの一つです。
共用部分の掃除がされていないような物件では、階段の電気が切れても交換してもらえなかったりといった管理不足の可能性があります。
そのような物件では自転車が盗まれやすいなどの弊害が出ることもあります。
自転車置き場なども整然と置かれているか、皆がキレイに使っているかによって、その後のご近所とのトラブルを事前に予測することもできます。
内覧時には借りようとする部屋のチェックだけでなく、どんな人が暮らしているか、管理は行き届いているかなどを事前にある程度知っておくためにも、共用部分の汚れや荷物が置かれていないかなどをチェックすると良いでしょう。