物件を賢くえらぶためのお役立ちガイド
http://www.horidashi-bukken.com
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第2章 物件情報の賢い集め方
賃貸住宅を探す際には、やはり物件の築年数が大変気になります。
ですが、実は築年数に固執しすぎて魅力ある物件を見逃しているケースもあることをご存知でしょうか?
近年では、築年数が経過していても魅力を回復してユーザーの要望に答えられるよう、大掛かりにリフォームされた大変お得な物件も多いのです。
賃貸住宅を探す際には、それぞれの事情に合わせた希望条件があると思います。
何よりも安さが重視という人もいれば、居住性重視という人も居るでしょう。
では一般的にはどのような物件が求められているでしょう?
・駅やスーパー(コンビニ)、学校、職場などの利便性が高い場所
・家族構成に合った間取り
・キッチンや洗面、風呂など、水回りの快適さ
・できるだけ新しい物件
・予算内の家賃
人気があるのはこのような物件で、大抵の方が「できれば少しでも新しい物件が良い」と考えています。
ですから不動産情報誌やネット情報でも、築年数が古いというだけで詳細を確認せずに弾いてしまう人は案外多く、現実に古い物件は人気がありません。
不動産業者もそのことを分かっているので、古い物件などの場合は、あえて築年数を記載しない場合もあります。
古い物件が嫌われる理由は色々ありますが、実は古いからといって必ずしも要望に添えないということはないのです。
むしろ新しい物件よりもずっとお得なものも多く存在しています。
皆さんは築年数の古い物件にどのような印象を持っているのでしょう?
・管理がきっちりとされていない
・水周りなどが汚い
・壁紙などが汚れている
おそらくこのような印象を持っているでしょう。
実際、築年数の古い公団の場合には、遠からずという物件も多いですね。
しかし民間の賃貸住宅の場合、家主は少しでも多くの家賃が欲しいものです。
その為には、ユーザーのニーズに応える必要もあります。
いつまでも空室のままでは困りますから。
そのため、築年数が古い物件の場合は特に、退去後に比較的大掛かりなリフォームが施されていたり、オール電化や光通信の環境が完備されている物件もあるのです。
建物の外観が古いからといって、必ずしも室内の中まで古めかしく汚いというわけではないのです。
築年数が古いというだけで「管理が行き届いていない」「長年の汚れが染み付いている」と考えがちですが、古い物件でもしっかり管理されている物件は多いものです。
また少しでも顧客のニーズに合わせるために、キレイにリフォームされている物件が多いのも事実です。
もちろん安さが売りのアパートや借家の場合には必ずしもそうとは限りませんが、築年数が古いというだけで弾いていると、大変なお得物件を見逃してしまうことになります。
一般的には、風呂・キッチンなどの汚れやすい水回りのリフォームが施され、壁紙などもキレイに張り替えられて、室内を一見した限りでは新しい物件と遜色ないことも案外あるのです。
しかしこれらは自分の目で確認しなければ納得出来ないことと思います。
担当者の方に、どんなに「古くても綺麗です」と言われても信じられない人も多いでしょう。
ですが、もしきっちりとリフォームされていて、しかも管理の行き届いた物件が、築年数が古いというだけで他の物件より安い家賃で出ていたとしたらどうでしょう?
見てみる価値があると思いませんか?
イメージや先入観だけで判断せずに、まずは自分の目で物件を確かめてみることが、掘り出し物件に出会う近道かもしれません。