物件を賢くえらぶためのお役立ちガイド
http://www.horidashi-bukken.com
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第1章 おさえておきたい基本データ
部屋探しや引越しにも『オンシーズン』と『オフシーズン』があるのをご存知でしょうか?
オンシーズンとオフシーズンでは、空き部屋数や家賃、不動産屋からの対応などに差が出ます。どちらが有利かはその時の条件次第です。それぞれのメリット・デメリットを知って、自分に合ったタイミングを掴みましょう!
春先には、受験に合格した学生たちがお部屋探しを開始します。
また多くの企業でも新入社員を迎えると同時に転勤のシーズンでもあるため、引越しを迫られる人が急増!
それらの理由から、毎年1~4月は不動産業界にとっては書き入れ時であり、一番の繁忙期と言えます。
この時期は、部屋探しの際に「あなたが駄目でもすぐに他の入居者が見つかる」と不動産屋側に思われてしまう可能性が高いため、家賃交渉などがなかなか受け入れてもらえません。
また引越しを頼む業者も同様で、引越しのピークを迎える1~4月には、時間指定などをすると割増料金を取られるケースも。
早いうちから予約しておかないと、週末や祝日などには予約がいっぱいで、平日や午後の遅い時間などでなければ予約を受け付けてもらえないことも少なくありません。
では1~4月の引越しは悪いことばかりなのか?といえば、決してそういうわけではありません。
引越しが多いということは出て行く人も増えるということ。タイミング次第ではとてもいい物件に巡り合える機会が多いです。
しかし、繁忙期を甘く見てはいけません。ちょっと迷っている間に時間差で他の人に取られてしまったというパターンも決して珍しくないため、いい物件に巡り会えたらスパッと決断してすぐに契約するのも大きなポイントです。
この時期は、間取りを眺めて悩んでいる時間さえもったいない!『掘り出し物件.com』の一括申し込みで、スピーディーにお部屋を探してみるのがおすすめですよ。
1~4月に次いで引越しする人が増えるのが9~10月。
理由のひとつとして、9月に人事異動がある企業が意外と多いことが挙げられます。
また9~10月は、ジューンブライドで大人気の6月の次に結婚式が多いシーズンでもあります。
結婚を機に、子どもが生まれた時のことも考慮して、独身時代より広い物件に引っ越しをしようと考える人も多いです。
これらのことから9~10月は『第2の引越しオンシーズン』と呼ばれ、空き物件も通常より増加します。
とはいえ、一番のピーク時である1~4月ほど競争は激しくないため、少し余裕を持ったお部屋探しを実現することができます。
この時期に入居者が決まらないと、年が明けるまで空き部屋のままという可能性もあるため交渉もしやすくなるんです。
同様に引越し料金も抑えることが可能なので、部屋探しにしても引越しにしても意外と狙い目の穴場シーズンであると言えますね。
就職や進学・転勤に伴う引越しの場合は緊急を要するため、時期をずらすということは難しいですが、特に急ぎの事情がない引越しなら『夏場』がオススメ!
安価で引っ越せる・じっくりと腰を据えてより良い物件を自分のペースで探せるという点が魅力です。
夏場の引越しは暑くて大変なので嫌う人が多く、一番空き物件が少ない時期なのですが、部屋を探す人が少ない時期だからこそ不動産屋さんが親身になって部屋探しに協力してくれる時期でもあるのです。
1~4月を一番の繁忙期とするならば、夏は不動産屋にとって一番の閑散期。
物件が少なくて探しにくい時期ではありますが、元々設定している家賃が繁忙期に比べると安かったり、値引き交渉に対応してくれたりと有利に話を進められる時期でもあるのです。
空き部屋にしておくよりは、家賃を多少下げてでも入居してもらったほうが不動産側から見ても得ですからね。
このように、部屋探しや引越しはタイミング次第で経費・不動産会社の対応にも大きな違いが出てきます。
自分に合ったタイミングを掴んで、少しでも有利な引越しをしましょう!