物件を賢くえらぶためのお役立ちガイド
http://www.horidashi-bukken.com
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第4章 内覧の仕方・業者の見分け方
賃貸を選ぶ際に、覚えておいてほしい点があります。
一口に不動産屋さんといっても、会社によって個性はバラバラです。
まず不動産会社を大きく分けると2つのタイプに分かれます。
「大手の不動産会社」「地域密着型の不動産会社」
それぞれの不動産屋さんのタイプを理解して、お部屋探しをしていきましょう。
部屋探しのする方の多くは、大手の不動産会社を利用しています。タレントを使ってCMをしていたり広告を出したりしているので聞き覚えのある不動産会社が大手の不動産会社です。店舗が多数あるので目にする機会が多く、何といっても「店内が明るく入りやすい」になっているのが特徴です。
大手不動産会社のは取り扱っている物件の数も多く、
住みたい街が決まっていなければ大手でまず物件を探してみるのも良いでしょう。
良い点
・多くの物件を取り扱っている
・利便性が良い所に店舗がある
・接客態度に好感がもてる
悪い点
・自社管理の物件が少ないので、家賃交渉が難しい
・他社が管理している物件が多く良い物件は廻って来ない
・あまり融通を聞いてくれない
いわゆる「街の不動産屋さん」の事を指します。長年にわたり地元に根ざしていることもあって、大手にはない情報が期待できます。「スーパーが近い」「通学路から外れていて静か」こういった些細な情報が実際に住む上で大切な事になってきます。物件を所有している大家さんとも直接つながっているの事も多いため、家賃や条件の交渉などの面でも期待が持てます。
ただし、狭い範囲で事業をしているため、抱えている物件数に限りがあります。
良い点
・掘り出し物件を紹介してくれる可能性がある
・古い物件もたくさん扱っているので、格安物件などがある
・何かと融通が利きやすい
悪い点
・取り扱っている物件数が少ない
・比較的新しい物件が少ない
・離れた地域だと探してもらえない
会社によって様々な特徴をお話しましたが、なにより重要な事は実は選ぶ会社ではなく「いい営業マンを見分ける」結局は担当してくれる営業マンの質が物件探しでは一番大事です。どんなに良い物件でも担当してくれる営業マンが適当な人物では、入居後のトラブルなどの時に不快な思いをすることになりますので、簡単に飛びつくのはぜったい止めておきましょう。
良い営業マンの3つのポイント
1.要望をしっかりヒアリングしてくれる
2.自分のために一生懸命になってくれる
3.デメリットも正直に言ってくれる
この3つのポイントを抑えているのが良い営業マンです。
不動産会社のそれぞれの特徴も重要ですが、担当者が良い営業マンかどうかも見分けて物件選びをするように心がけましょう。