物件を賢くえらぶためのお役立ちガイド
http://www.horidashi-bukken.com
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第3章 問い合わせのマナーとルール
不動産会社に電話で物件の問い合わせをする場合、あなたは自分の希望にあったよりよい物件を、少しでも安く借りるのが目的なのですから、効率よく目的を果たしたいものです。
賃貸物件を借りる際に大きな金額の差を生み出すのが不動産屋に支払う手数料です。
地域によって大体の決まり事はあるものの、実は不動産会社によってそれぞれ違う価格が設定できるようになっています。
また同じ賃貸物件でも多くの場合は複数の不動産屋に依頼しているケースが多いですから、インターネットや物件情報誌などで確認してから電話を掛けるようにしたいものです。
不動産屋に電話で物件の問い合わせをする際には、是非事前に準備しておきたいことがあります。
・気に入った物件が掲載されている情報誌やHPを実際に見ながらorプリントアウトした用紙を手元に持って電話する
・特定の目的物件がない場合、自分の条件を書き出したメモを用意して電話する
・物件内覧のスケジュールをすぐに確認できるよう、自分の予定表やスケジュール帳を用意して電話する
目的の物件が決まっている場合には、掲載されている内容と食い違いがないかなどを確認する必要がありますから、必ず掲載されている情報誌やHPの内容を見ながら電話で確認できるようにしましょう。
まだ全く気に入った物件が見つけられていないようなら、こちらの条件を伝えて物件を探してもらわなければなりませんから、家賃の金額や間取り・地域・構造・建物の向きなど、出来るだけ細かく記載したメモを用意して電話するようにしましょう。
また物件をすぐにでも内覧できるという状況になった場合に、日程調整が出来るようにスケジュール帳などを用意した上で電話すると良いですね。
最近では情報誌よりもインターネットの物件情報のほうが更新頻度が高く早いため人気があります。
インターネットでの物件探しでは希望条件などで検索もできますし、良い物件を見つけたら即メールで連絡できるようになっていますが、メール連絡よりも電話連絡のほうが対応が早いのはご存知でしょうか?
メールは時間に関係なく送信できるので便利ですが、相手がいつ確認してくれるか分かりません。
また確認はしても、対応する担当者が不在だったりするとそのまま長時間放置されることもあります。
しかし電話の場合はその場で対応しなければならないので、少なくともその物件がまだ空いているか埋まっているか程度の返事はその場でもらうことができます。
ダメな場合には条件を伝えて物件探しを依頼することもできるので、必ず電話を一本入れるようにしたいものです。
賃貸物件探しをする場合は、物件が掲載されている情報誌や希望条件を記載したメモ・スケジュール帳などを手元に、まずは不動産屋に電話を入れましょう。
電話の応対によって不動産屋の質を見ることもできますし、電話したほうがより早く確実に物件を見つけることができます。